MATERIALS MODELLING LAB Department of Materials Engineering School of Engineering The University of Tokyo |
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「2024年度Aセメスター 構造化学」 (1年理科一類・他) 水曜3限 13:15〜14:45,場所:UTASで確認してください(ただし初回(10/2)はオンライン(zoom)) (*重要:履修希望者多数のため講義室変更になりました.UTAS, UTOLで確認してください) 担当教員:澁田靖教授(工学系研究科マテリアル工学専攻) 講義目的 物質の多様な構造や性質,反応を体系的に理解するには,原子や分子に基づいた化学的な考察が不可欠である. 本講義では,初歩的な量子論に基づいて,原子の構造や周期律,分子の化学結合の基礎を学ぶ. 理論的な基礎だけでなく,契機となった実験結果や身近な物質・現象を通して理解を深めることを目指す. 講義項目 1. 量子論の必要性 ・原子の発光スペクトル(離散的なエネルギー準位,Bohr原子) ・電子の粒子性と波動性(電子回折,物質波) 2. 量子論の基礎 ・Schrödinger方程式(原子・分子の量子論の出発点) ・1次元箱中の電子(ポリエンの吸収スペクトルと色) ・2原子分子の振動(振動スペクトルと分子構造) 3. 原子の構造と性質 ・水素原子(量子数,エネルギー準位,原子軌道) ・Pauliの排他原理(電子スピン) ・多電子原子(元素の周期律と構成原理) 4. 化学結合と分子 ・水素分子イオン(分子軌道,化学結合) ・2原子分子(分子の性質と電子構造) 講義日程(予定) 10/2*, 10/9, 10/16, 10/23, 10/30, 11/6, 11/20, 12/4, 12/11, 12/18, 12/25, 1/8, 1/15 *10/2はオンライン(zoom) 講義用Zoom情報や講義資料などはUTOLを通じて提供します 講義のトップページへ戻る |